離婚して精神的安堵を手に入れた代わりに
常に経済的不安につきまとわれることとなった8年前。
10年近く専業主婦をやっていて
社会からほぼ隔離されたような中で生きてきた私にとって
我が家の経済を安定させる
ということは、ものすごい大事業を起こすことと匹敵するくらいの
とてつもないことに思えておりました。
まだ小学低学年と幼稚園児の2人抱えた私に
何が出来るねん?って。
経験した方は分かるかと思いますが
カラ元気というか、鼻息だけ荒い状態というか・・・
「私、やったるでーー」
と
「私、このままどうなるんやろう・・・」
という感情が交互に襲ってくるというか。
上がって~~~、落ちて~~~、上がって~~~、落ちて~~~
って状態でした。ホント。
なんかね、こんなふうに思ってたんです。
子供を守るために、生活を支えるために
「早く」スーパーお母ちゃんにならないといけない
ほんま、電話BOXに入って出てきたら変身してた
ってことになってたらどんだけエエやろーーって思いましたねぇ(笑)
「早く」
「早く」
「早く」
って、なんかずっと思ってました。
なんかしても、早く結果を・・・とか、ずーーっと焦ってて。
でも結果って、そんな早く出るものでもないから
「なんで、これくらいしか進んでないんやろ?」
「私ってアカンかも・・・」
みたいなことずっと思ってて、
マラソンしてて横腹痛くなって、ゴールの見えないコースをヨレヨレと走ってる。
そんな感覚やったなーと。
先の見えないゴールやったけど
あれから8年が経って
当時からすれば、激変です。
ちょっとずつの変化は、自分では気付かないことが多いけど
8年も経てば、激変になってる(笑)
すぐに変わらんでも、ええんよ。
ちょっとずつでも、ええんよ。
変わりたい、変えたいという想いだけ忘れんかったら
ちょっとずつでも
ちゃんと
自分の思う方向に向いてる。
落ちてるときも、必要やから。
後から見たら、全部繋がってるから。
将来、どう繋がって出てくるか楽しみにする余裕をちょこっと持って
存分に落っこちてみたらええねんよ。
皆が「スーパーお母ちゃん」って思ってくれなくても
我が子が「スーパーお母ちゃん」って思ってくれたらOKやん?
笑っていこ。
笑って、泣いて、悩んで、でもやっぱ最後は笑っていきたいやん。
すぐに変わるよりも
ゆっくり変わったほうが
たぶん、色々な面で耐久性に優れると思うよーー
それに、ゆっくり熟成されて美味しいと思う・・・(笑)