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健全な孤独。

不思議なもので、私は今、このときに、というときに
とても大切な「言葉」に出逢うことが多い。

ふとTVから流れてきたドラマやアニメなんかの言葉だったり
メルマガからその言葉だけがクローズアップされて見えたり
そのとき手にとった本に、染み透るように大切な言葉が並んでいたりする。

ずっと以前のことだが、とてもいい本に出逢った。
というか、頂いた。

その中はすごくステキな言葉の羅列が並んでいた。
久々に私の本棚にずっと並ぶだろうなと思える本だった。

(たいていは途中で売ってしまう・・・。)

先日、本棚の整理をしていて、再びその本を手にした。

まるで、今読みなさい、というように。

その中に「健全な孤独」という言葉があった。

私も、今まで生きてきて、まぁ色々とあったわけで。

そんな中、私らしくと思えば思うほど、頑張れば頑張るほどに生まれてきたものがあった。

それが、「孤独感」だったように思う。

過去に比べれば、明らかに素敵な人生になってきたと言える今、

なぜにこんなに寂しいと思うんだろう?

たった一人ぽっちになって、おおきな海にボートでポツン・・・
みたいな途方もない寂しさ。

繋がっていく人がこんなにもいるのに、なぜなんだろう?

元気でウルサイ娘たちもいて、運気は上を向いていると思えるはずなのに・・・。

あぁ、分かった。

私は健全な孤独をも、一人ぽっちの時の孤独感と一緒にしていたんだなぁ。

自分らしく生きることを見つけようとしていたから感じていたんだ。
むしろ、喜ばしいことなんだ。

私はこれから、健全な孤独を耐える能力を身につけていかなければいけないのかも知れない。

健全な孤独を耐えられるようになったら、また違う何かが見えてくるかな~。

娘がいる幸せも、仲間がいてくれる喜びも、
孤独を知っているからこそ、なお大切に思えるのかもしれない。

「真の私らしい場所は、私しか存在できない」

その場所を知ってこそ
私以外の人しか存在できない場所をも理解出来るようになるのかな。

でも、別々じゃない。

より一層大切な場所。

「健全な孤独」を感じれるということは

自分にとって、自分以外の人にとって

大切な唯一無二の場所を

分かり始めたサインなのだと、私は思う。

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