ここ最近、人間性とか、そんな話が話題によくのぼる。
うちのおばーちゃんが、よく言ってた
「お天道様はちゃんと見てる」
という言葉をその度に思い出す。
どんなにエライ人でも、
どんなにお金持ちでも、
人間性に疑問を持ったら、お付き合いしたくない。
と、つい先日ある人が言った。
私も同感だ。
と言っても、そういう私も、仏様ではないので
100%完全ではなく、人間性うんぬんを語ってええのか?と
時々自分でも思ったりもするのだが、
人間性という言葉が分かりやすいので使用してはいるが、
つまりは
「人から奪う、与えてもらうことをベースに生きている人」
ということに加え、
「ありがとう、と、ごめんなさい、が心から言えない人」
というのがあると思う。
奪う、与えてもらうがベースなので、最初はスリ寄ってくる。
人に寄生しないと奪えないから。
頭が低いし、自分の言うことに大げさなくらい同調してくれるし、
まぁ、一緒にいたら気持ちよい気分にしてくれる。
ついでに言うとマメ。
・・・なんか、やらしい下心を持っているスケコマシと同じようだな(笑)
そういう人は、奪って去るか、与えてもらって去るか。
恩や義理なんて辞書にない。
おまけに「ありがとう」と「ごめんなさい」が心から言えないので
何をこちらが言っても通用しない。
いやらしさは伝わる。
最初から見抜ける人もいるし、途中で見抜く人もいるし
タイミングは人によっては違うけど、
どんなに取り繕っても、態度から、言葉から
いやらしさがにじみ出てしまうのだろうな。
「今の自分には」合わないかも、と思ったら距離を置ける勇気も必要だと
最近常々思う。
せっかく、自分らしさを守ろうとする、自分の中の防衛本能が信号を出してくれているのだから。