今、自分が取り組んでいることが、もしかして途方もなく遠回りをしているとしても、今それをやっていることに必ず意味はある。
今、それが分からなくても、それはある未来の日に繋がる。
色々なことをやっては「これは違う」「これもやりたかったことじゃない」とやめてしまっても、その間まったくひとつの糧にもならない、なんてことはないのだから。
その経験を通してしか学べなかったことが、きっとある。
それが未来の自分を作っていることに、その時は気づかなくても。
自分が作ってきた、経験という「点」を、未来の自分が線で結び、形にするときが、きっときっと来るのだから。
そうして出来た形は、他の誰もが作れない自分だけの形。
誰かと似ているようでも、それは違う。
未来が見えないようでも、
回りに置いていかれるように思っても。
春にしか咲けない花のように、
夏にしか見られない雲の形のように、
秋にしか色付かない葉のように、
冬にしか降らない雪のように。
自分にとっての時期がある。
迷って行こう。
無駄なんてひとつもない。
それが、未来の自分を作るのだから。