いつものように朝まで本の原稿を書いて、お昼頃に起きた私。
携帯の受信メールをチェックしたら・・・
今、入院している親友の名前が。
一瞬、目を疑いました。
だって、親友はメールを・・・というより、後遺症で文字を扱える状態ではないはずだからです。
件名はずーーっと前に私が送ったメールの件名に「Re:」がついたもの。
開いてみると、本文はなにもなく、親友の名前の署名だけが入ってました。
誤操作であったにしても、もう嬉しくて嬉しくて・・・。
今動いている左手だけで、こうして送ってきたんだ。
そう思うと、胸が熱くなりました。
読めるのか、内容が理解できるのか分からないけれど
返事を送りました。
今日もリハビリ頑張ってな、と。
すると、またそれから数時間経って、同じ本文ナシの署名だけのメールが届きました。
それにまた返信すると、今度はすぐにまた同じ本文ナシの署名だけのメールが。
嬉しかった~~!
誤操作じゃなかったんだ♪
言葉はなくても、会話になってなくても
こうしてメールの向こうに親友がいる。
ちゃんと反応してくれる。
無機質なメールが、こんなにも温かく、体温を感じられるツールになるんだと思うと
本当に携帯メールさまさまでした(笑)
もうちょっとしたら、返事に
「」とか「」とか絵文字ひとつ、入るようになるかもしれない。
それがとっても楽しみで待ち遠しい気持ちなのでした。