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人生の先輩からの言葉は重くて温かい。

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「ひとりの老人が亡くなることは図書館がひとつなくなるようなもの」

というアフリカの部族のことわざがあるけれど、本当にそうだと思う。

学生の頃は、とにかく「自分と気が合う」というのが友達の基準だったけれど、今は自分の親とそう年が変わらない方ともお付き合いをさせていただくようになりました。

決して偉そうに言うわけでもなく、諭してやろうというわけでもなく、メッセージをいただくと、その中に自分の語録集の中に永久保存しておこう、と思う言葉があるんです。

人生の先輩からの言葉は、薄っぺらいものではなく、その方の生きて来た中で得たものがズッシリとこもった言葉。

経験や知恵が散りばめられていて、なおかつそれに柔らかな愛情のような心遣いが加わって、なんとも言えない温かさなんです。

こういう言葉をいただけるってありがたいな…としみじみと思います。

そして、私がその年齢になった頃、そういう言葉で何かを伝えられるようになりたいな、とも思います。

今の私たち世代が老人と言われるようになった頃に、ひとつの図書館のような人がどれくらいいるんだろう?

知識はあっても、知恵がないというかおおらかな愛情がない、という老人が増えていたら悲しいですね。

先人の知恵、見習いたいし、つなげていきたいです。

亡くなったうちのおじいちゃんは、本当に図書館みたいな人だったなぁ~。

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