田舎の大家族の中で育った私は、人間関係で起こるモメ事を子供の頃から間近に見てきました。
血が繋がっていてもこんなにモメる。同じ家に住んでいてもこんなにモメる。
だから、他人ならなおさら、モメて当り前と思っているところがありました。実際、今までの人生の中でそれは「当たりだ」って思えるくらい、色々ありましたしね。
人間関係は我慢だ。
姑に耐えてきた母の姿から、そう勝手に学んでた気がします。
そして、それは自分が結婚して母と同じ姑との悩み事に支配されていた9年間の間にこびり付いてしまっていました。
その鍛錬?のお陰か、仏の顔も三度まで、ということわざがありますが、私は五度以上もってしまいます。時々自分で呆れます(笑)
でもね、人間関係とか人付き合いとか、自分がどんどんと難しく考えていってしまっていたけど、本当はとってもシンプルなんじゃないかなーって思うようになりました。
好きか嫌いか。
なんだなーって。
好きなら大切にする。
嫌いなら近付かない。
それでええんちゃうんかな、って。
いわゆる「大人の対応」ってのは、必要なことも多いと思うけど、自分の気持ちの中で区別をつけておくというのは、自分のためにも大事なんですよね。