子供の頃に自分が思いこんだことで出来たブロックって、もうほとんどないって思ってたんだけどなぁ。
あまりにもしつこく残っていたので、ほんと、ビックリした。
気付いたのは、親と電話をしていたとき。
泣くようなことじゃないのに何かが反応したらしく、涙がどんどん出てきて、喉の奥が詰まったようになり、説明のできない感情に支配され、
苦しくて、苦しくて、ただもうイライラ、モヤモヤしたんです。
何がそんなに感情に触ったのかが分からなくて、嫌だと思ったことを考えていると・・・
その時に言われたことが、ずーーっと大昔の私が小さい頃、幼稚園くらいの頃の記憶に結びついて、その頃の4,5才の私が
「○○が嫌!!」
って言ってることが、今も同じように嫌だと思ってたってことが分かりました。
子供の頃に入ったキーワードというのは、大人になっても延々と残るもんなんだ、と改めて驚きでした。
子供って素直だし、経験値も浅いし、入ってきた情報処理能力が低く、相手の事情なんて察知も出来ないから、見聞きした言葉や態度がそのまま、その時の気分で直結するように思う。
でも、それをまさか何十年も抱えて生きているなんて・・・。
いや、ほんとガッツリ残ってしまうんですね。純粋って、ある意味怖いですね。
同じように、私は娘たちに、こんなふうに何かを背負わせてしまっていないかと気になります。
私の両親が、まさか私がこの年齢になっても、そんなことを背負っているとは思わないように、私もそんなものを娘たちに背負わせてやいないかと。
うちの娘たち、結構色々言ってくれるんで、その中からヒントがたくさんありそうですけどね。
さー、気付いちゃったんで、この長年持ち歩いたものにどう昇華していただこう??と考える今日この頃なのでした。